丸の内線で野音に向かう。
霞ヶ関駅に着き地上に上がる。
ビル、ビル、ビル。
まさにオフィス街、コンクリートジャングル。

この中でモ○ズってのもアンチテーゼが効いててより一層
モ○ズイズムが盛り上がる(笑)。

きょろきょろ辺りを見ると、交差点が。
その向こうにいっぱいの緑と、わさわさとパンクやロックなヒトビトが。

ここ最近の方向オンチと勘の悪さには笑うしかないほどのオレ。
よかった。迷わず着けた(笑)。

もう入場は始まっている。
当日券を買うために奥へと進む。
エセもりやん、エセきーこ、エセちさきなどなど、
カリスマとか呼ばれるオトコ臭いバンドには必ずまねっこがいるもんだ。
相当な人数、いる。
そしてかなりの年齢層の高さ。
ま、オレも高いが…(ニガ藁)。

当日券の売り場を発見し、坂を上りソコへ行こうとすると、
ヒトリはもりやんと同じシャツを着、ものすごく気合の入ったリーゼント、
もうヒトリは皮パンにこれまた気合の入ったリーゼントの
ものっすごい背の高いフタリの兄ちゃんに声をかけられた。
オレがまっすぐ前を見ると視線はウエストちょっと上くらいだろうか?
「当日券買うの?」

オレ:「はい。」
兄ちゃん1:「それならさ、チケット買ってくれない?」
オレ:「えー、いいんですかー?はい!」
兄ちゃん2:「当日券より安いしさ。」
オレ:「ありがとう!うれしーい。」
兄ちゃん1:「いやいや、こっちこそ。」

そして5000円を兄ちゃんに払い、丁寧に「おつり、おつり。」とゆって
100円までくれた。

そのチケットは指定。
当日券で立ち見で見ると思っていたので、ホントにラッキーだ。
席で見れる。

大の男がフタリでちっこいオンナから金を…
ココでやり取りされてなかったら、確実にカツアゲの様な光景であろうなーと
Pこに無事に見れるコトになったコトをメールしている時に思い笑えた。

いざ中に入る。
後方ではあるが、ど真ん中のエリア。
座っていると薄日ではあるが、さすがに梅雨、ムシムシと暑い。
タンクトップだけになってジッと待つ。
たまに拭きぬけるビル風が心地イイ。

流れているのはラモーンズやクラッシュ。
久々に聴く曲も。

だんだん席が埋まって、そして立ち見のエリアももうぎっしり。
空いていたオレの周りの席も埋まってきた。
親子づれもかなり多い。
オレの前の前の席には豹柄のハンチングを被り皮ジャンを着たおとんと、
多分作ったのだろう、モ○ズのロゴや曲タイトルが
プリントされたTシャツを着た推定5歳と7歳くらいの兄弟が。
そこでも25年という歳月を感じる。

もうすでにそこかしこで「モ○ズ!モ○ズ!…」のコールが始まっている。
特に前の方はすでに立ってぎゅうぎゅうに押しながらコール。
去年のらいじんぐもそうだった。
ライブが始まる前からコールが起こる。
その声が否応なしにゥワーーっと氣分を盛り上げる。

6時を少しまわると、袖からロン毛のいかにもロックなヒトが出てきた。
大歓声。
そのヒトがメンバーのメッセージを読み上げる。
ここまでついてきてくれてありがとうという事と
盛り上がりたいヤツもいれば、静かに聴きたいヤツもいる。
ロックはみんなのモノだから平等に楽しむ権利が全員にある。
オレ達も最後まで演りたいから、そこをわかってくれ。
という様な内容だった。

盛り上がりすぎやケガ人が出てライブが中断したコトもある
モ○ズならではのメッセージ。
ウケウリだけど、昔もりやんは
ライブで「前に飛ぶな!上に飛べ!」とゆったコトがあるそうな。

そのメッセージに「当たり前だーー!」とか「おー!」という野太い声。
オトコがココまで多いピンのライブはもしや初めてかも。

その人がハケると、いよいよだ。
モ○ズコールが大きくなる。
曲が流れはじめ、大きな「ドン!」という爆発音がすると
ステージ後ろの壁に シュパッ と一枚の幕が降りる。
3枚に分けられたらしき真ん中が降り、
また「ドン!」と鳴ると左が降り、「ドン!」と鳴って右が降りると
今回のツアーTシャツのデザインが完成する。
歓声があがり、スモークが激しく噴出す中、メンバーが出てきた。

つづく

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