目が乾くほどのプレイ
2006年5月5日なんの前ぶれもなく始まる演奏。
まづは目の前のKトゥのギターのネックが顔に当たりそうだよ!
とか思いながらTっつあんを凝視する。
実際ワタシの隣の男のヒトは終始Kトゥのギターをよけながらライブを見ていた。
あれじゃあ、かなり氣が散るだろうと思ってしまった。
ワンレンボブなTっつぁんの髪はもう1ステージやってるせいだろう。
最初から汗でまとまっている。
赤い赤い唇とシャープな顎と顎髭が髪の間からちらりと見える。
白いせいだろう。
そのコントラストは極上のエロをカンジさせる(笑)。
目が見えるのはKトゥとアイコンタクトを取る時、
たまにドラムから視線を外し、どこかを見ている時。
そんな目を見る折角のチャンスも目力にやられてしまって直視できない。
そのたまに見える目は相変わらず眼光鋭くてドキっとする。
あの目に見つめられたら、石になってしまうってPこはゆったけど、
近くで見てホントにそう思ってしまった(笑)。
いや、多分目があったら、打ち抜かれるだろう事が怖いのだ。
ワタシが特にオトコのヒトの目を見て(さらに好きなヒトならなおさら)
話したりできないのはまぢに惚れてしまうであろうからである
(ちょう笑ってくれよ・・・)
そのせいもあるが、見てしまっていたのは、
スティックや手の動き、スネアとバスドラを踏む足。
鼓動が早まり、瞳孔が開くのが自分でも分かる。
じっとじっと見入って、瞬きを忘れ、目が乾き、涙が溜まる。
それくらいにTっつぁんのプレイに釘付けになってしまった。
途中、手をドラムにつけたままスティックで叩くプレイ
(勉強不足でそれがなんていうプレイかは知らないけれど、
響かない様にするためのプレイだろう)
があったのだけど、その時に驚く。
こんな小さなキレイな指であんなに力強いドラムを叩くのかと。
胸がぎゅっとした。はっとさせられた。
3曲目だったと思うが、
「次は何やりましょうかねえ?」というKトゥの問いかけに
Tっつぁんが「Kトゥの一人旅」と言い笑わせる。
「N村一人旅」という曲があるのだ。
笑いながら演奏を始めるKトゥ。
元はTっつぁんの一人旅なのに、Kトゥが魅せる魅せる。
あの狭い場所で、身体を折り、頭を振り、ギターを高く掲げる。
久々に見る「オレ!!ギタリストっ!!」
なプレイに思わず笑いが込み上げる(失礼)。
いや、悪い込み上げではないのだ。
ギタリストは派手なのがいい。
ホントに期待を外さないナルシストプレイに拍手を送りたくなった程。
演奏が終わるとTっつぁんが「Kトゥの一人旅、なげーよ!」
とニヤニヤしながらKトゥを見て言う。
「おめーだよ!」と突っ込むKトゥ。
やっぱりTっつぁんがワンクール長く叩いたのだろう。
そういうのもライブの醍醐味だ。
Kトゥが「おしっこ行っていいですかー?では3人で何かどうぞ。」と言い、
ステージからいなくなる。
そいるのだぶさん、ベースのt●tsuさん、Tっつぁんで、演奏を始める。
Kトゥがいなくなってよく見えるt●tsuさんは、相変わらず正面を見ない。
という事はワタシから真正面て事で、ベビーフェイスを凝視してみる。
でも、やっぱり見入るのはプレイ。
寡黙で照れ屋なヒト程、プレイに込める熱は熱い氣がする。
ブンブンと響く低音。
t●tsuさんのベースの音がバスドラに伝わり、バスドラが、
ビビビ…ビビビ…
と鳴る。
どんどん音に入っていくTっつぁん。
ああ、こうゆう音が聴きたかったと思う。
3人のプレイに集中していると
・・・目の端に踊りながらステージに近づいてくる人が見える。
「オレみたく、押さえられない感情が爆発して
どーしょもなくなったファンが踊りながらステージに近づいている!
あんま凝視しちゃいけない!」と思い3人のプレイに集中しようと思ったら、Kトゥ!!
すまないKトゥ。ちょっと歳取ったおばちゃんが近づいてきたのかと思ってたよ。
またカウンターからビールを受け取り呑みながら曲にノリ、
ちょっと踊ったりしながら3人のプレイを見ているKトゥ。
オレはココで笑いのツボまっくす!!
膝をつねり、頬肉を噛みながら、
Tっつぁんのプレイに集中しようとしていた事を告白します。
ああ、なぜにKトゥはそんなにネタになるの??
ずるいよ!
そんな風にKトゥに笑いを堪えながら(失礼すぎです)、
音に浸りながら、驚きと感動の繰り返しでライブはすすんでいく。
今日はTっつぁん、すごく楽しいんだろう。
それが伝わってホントに音に入れる。
Tっつぁんのドラムの音しか聴こえない事さえ起こって、
一昨年のRSRの時の様に走り出したくなった程だ
(走り出したらまづKトゥにぶつかりますからー!)。
そうやって、
Tっつぁんがぐわーーーーっとプレイに入っていく時のライブはたまらない。
たまに目を閉じる。
目から入ってくる情報が音を感じるのに邪魔だ。
あまりにすごいから見入ってしまうのだ。
この席の難点だ。
目を閉じると、音の渦、音の波、音の洪水。
ワタシはこの中にずっといたい。
音に身体が溶けて混ざっていくカンジ。
ふっと身体が軽くなって、宙にいるカンジ。
耳と脳だけがそこにある、そういうカンジ。
こういう得も言われぬ感覚を感じたい。
この至福の時は何ものにも変えがたい。
これは●●のっていう限定された感覚ではなくて
こういう感覚に陥るライブやイベントを体験したいという事。
もっともっとこういう感覚を味わいたい欲求にかられる。
さらに欲を言えば好きなアーであればなおさら。
まだ今年はライブにそれほど行ってはいないけども、
今のトコ今年のNo.1 ライブだった。
つづく
まづは目の前のKトゥのギターのネックが顔に当たりそうだよ!
とか思いながらTっつあんを凝視する。
実際ワタシの隣の男のヒトは終始Kトゥのギターをよけながらライブを見ていた。
あれじゃあ、かなり氣が散るだろうと思ってしまった。
ワンレンボブなTっつぁんの髪はもう1ステージやってるせいだろう。
最初から汗でまとまっている。
赤い赤い唇とシャープな顎と顎髭が髪の間からちらりと見える。
白いせいだろう。
そのコントラストは極上のエロをカンジさせる(笑)。
目が見えるのはKトゥとアイコンタクトを取る時、
たまにドラムから視線を外し、どこかを見ている時。
そんな目を見る折角のチャンスも目力にやられてしまって直視できない。
そのたまに見える目は相変わらず眼光鋭くてドキっとする。
あの目に見つめられたら、石になってしまうってPこはゆったけど、
近くで見てホントにそう思ってしまった(笑)。
いや、多分目があったら、打ち抜かれるだろう事が怖いのだ。
ワタシが特にオトコのヒトの目を見て(さらに好きなヒトならなおさら)
話したりできないのはまぢに惚れてしまうであろうからである
(ちょう笑ってくれよ・・・)
そのせいもあるが、見てしまっていたのは、
スティックや手の動き、スネアとバスドラを踏む足。
鼓動が早まり、瞳孔が開くのが自分でも分かる。
じっとじっと見入って、瞬きを忘れ、目が乾き、涙が溜まる。
それくらいにTっつぁんのプレイに釘付けになってしまった。
途中、手をドラムにつけたままスティックで叩くプレイ
(勉強不足でそれがなんていうプレイかは知らないけれど、
響かない様にするためのプレイだろう)
があったのだけど、その時に驚く。
こんな小さなキレイな指であんなに力強いドラムを叩くのかと。
胸がぎゅっとした。はっとさせられた。
3曲目だったと思うが、
「次は何やりましょうかねえ?」というKトゥの問いかけに
Tっつぁんが「Kトゥの一人旅」と言い笑わせる。
「N村一人旅」という曲があるのだ。
笑いながら演奏を始めるKトゥ。
元はTっつぁんの一人旅なのに、Kトゥが魅せる魅せる。
あの狭い場所で、身体を折り、頭を振り、ギターを高く掲げる。
久々に見る「オレ!!ギタリストっ!!」
なプレイに思わず笑いが込み上げる(失礼)。
いや、悪い込み上げではないのだ。
ギタリストは派手なのがいい。
ホントに期待を外さないナルシストプレイに拍手を送りたくなった程。
演奏が終わるとTっつぁんが「Kトゥの一人旅、なげーよ!」
とニヤニヤしながらKトゥを見て言う。
「おめーだよ!」と突っ込むKトゥ。
やっぱりTっつぁんがワンクール長く叩いたのだろう。
そういうのもライブの醍醐味だ。
Kトゥが「おしっこ行っていいですかー?では3人で何かどうぞ。」と言い、
ステージからいなくなる。
そいるのだぶさん、ベースのt●tsuさん、Tっつぁんで、演奏を始める。
Kトゥがいなくなってよく見えるt●tsuさんは、相変わらず正面を見ない。
という事はワタシから真正面て事で、ベビーフェイスを凝視してみる。
でも、やっぱり見入るのはプレイ。
寡黙で照れ屋なヒト程、プレイに込める熱は熱い氣がする。
ブンブンと響く低音。
t●tsuさんのベースの音がバスドラに伝わり、バスドラが、
ビビビ…ビビビ…
と鳴る。
どんどん音に入っていくTっつぁん。
ああ、こうゆう音が聴きたかったと思う。
3人のプレイに集中していると
・・・目の端に踊りながらステージに近づいてくる人が見える。
「オレみたく、押さえられない感情が爆発して
どーしょもなくなったファンが踊りながらステージに近づいている!
あんま凝視しちゃいけない!」と思い3人のプレイに集中しようと思ったら、Kトゥ!!
すまないKトゥ。ちょっと歳取ったおばちゃんが近づいてきたのかと思ってたよ。
またカウンターからビールを受け取り呑みながら曲にノリ、
ちょっと踊ったりしながら3人のプレイを見ているKトゥ。
オレはココで笑いのツボまっくす!!
膝をつねり、頬肉を噛みながら、
Tっつぁんのプレイに集中しようとしていた事を告白します。
ああ、なぜにKトゥはそんなにネタになるの??
ずるいよ!
そんな風にKトゥに笑いを堪えながら(失礼すぎです)、
音に浸りながら、驚きと感動の繰り返しでライブはすすんでいく。
今日はTっつぁん、すごく楽しいんだろう。
それが伝わってホントに音に入れる。
Tっつぁんのドラムの音しか聴こえない事さえ起こって、
一昨年のRSRの時の様に走り出したくなった程だ
(走り出したらまづKトゥにぶつかりますからー!)。
そうやって、
Tっつぁんがぐわーーーーっとプレイに入っていく時のライブはたまらない。
たまに目を閉じる。
目から入ってくる情報が音を感じるのに邪魔だ。
あまりにすごいから見入ってしまうのだ。
この席の難点だ。
目を閉じると、音の渦、音の波、音の洪水。
ワタシはこの中にずっといたい。
音に身体が溶けて混ざっていくカンジ。
ふっと身体が軽くなって、宙にいるカンジ。
耳と脳だけがそこにある、そういうカンジ。
こういう得も言われぬ感覚を感じたい。
この至福の時は何ものにも変えがたい。
これは●●のっていう限定された感覚ではなくて
こういう感覚に陥るライブやイベントを体験したいという事。
もっともっとこういう感覚を味わいたい欲求にかられる。
さらに欲を言えば好きなアーであればなおさら。
まだ今年はライブにそれほど行ってはいないけども、
今のトコ今年のNo.1 ライブだった。
つづく
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