笑顔のチカラ

病院に行くと、疲れる。

病人の氣、また病氣かもしれないと心配して来院しているヒトが
多いのだから当たり前か。

と、今日までそう思っていた。
いや、今日も少なからずそうは思ったのだが、今日はちょっと違ったのだ。

そんな重い氣がある中で働く看護士さん達はすげえと思わざるを得ない。
ものすごく忙しいし、お年寄りが多くてワケ分からない人にも対応し、
そしてその中で仕事をこなしていくのだ。

だから仕方ないとは思っても、今までは冷たくて事務的だよな。
忙しいの分かるけど、もうちょっと親切にしてくれよな。
とか思っていた。
実際、「忙しいのにそんな事聴いて」みたいな顔をされたりした事もあるし、
そうされているお年寄りを見たりして、余計にドッと疲れていた。

でも、今日行った科の看護士さん達は
あんなに忙しいのに笑顔が絶えなかった。
ホントに心配そうに親身に話しを聴きながらヒトと接していた。

今日はホントにその笑顔があっただけで
ガラリと印象が変わってしまった。
ごっつい疲れたーーーというカンジが今までにないくらいに少なかった。
あの看護士さん達の笑顔のおかげだろう。

笑顔のチカラはすてちです。

ワタシも薬を売る人。
病んだヒトが来るワケで。
接客中、笑顔、笑顔ですよ。