また地震の話です。
ひっぱるつもりではないのだけど、
今になって久々に会った人の話を聴くとびっくりする事が多いワケです。

ワタシのウチに月1回入店してくれる美容部員のコなのだが、
彼女は今年の夏水害に遭い、家1階が丸々水の中に埋まった。
その時も本当にかける言葉がなくて、
ただお見舞いを渡し、
「ホントに大変だったね…」としか言えなかった。

そして今回の中越地震の日はウチの町の近くの町のお店に入店していた。
土曜日は個人店はお客の引けが早い。
平日は6:30まで入ってもらっているが、お手入れ会のない普通営業の日などは
遠い事(その彼女の住む町が)もあって早く帰ってもらったりもする。

だからそのお店もそうだったのだろう。
彼女は5:30頃そのお店を出てウチの町から
車で10分程行ったこの地震で崩れたトンネルの手前で
地震にあったそうだ。

「揺れてる!」と思い車を止めると、助手席側の方の道路が「ゴゴゴ…」と
いうすごい音を立てトンネルの方に向かって裂けていき、
その裂けたところから火花と煙が上がるのが見えたそうだ。

気付いたら号泣していたという。

幸い親切な人がいて、その町の避難所で1晩過ごし、
翌朝入店した店まで戻って帰り道を検索し、
11時間かけて家まで戻ったそうだ。

トンネルの中に入っていたら…
トンネルを過ぎていてもそこは被害の1番大きかったK口町。
孤立して帰るのがもっと大変に…

またもや「大変だった、ね…」としか言えず。。。

最悪な事はいくらでも考えられるが、
ホントにいいコなだけに、
彼女ばかりなぜそんな大変な目に遭わなければいけないのかと思ってしまった。

ホントに自然災害は理不尽だよなあ…

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