ライブが良すぎてもう幸せでおなかいっぱいなワタシ達であったが、
やっぱり地方、しかも冬の蝦夷de(滞在時間16時間とはいえ)
お泊まりとなれば海の幸を楽しまねばなるまい。
生モノ苦手なワタシであるが、いくらとうには食べられるのだ(ワガママ炸裂)。
絶対「うに・いくら丼」が喰いたいーーーと連呼していた。

そう思って来る前にホテルの近くやすすきの辺りの店を
リサーチしていたのだが、
初めて逢った日にそれはそれは驚く様な体験を共にした
蝦夷の住人E殿から以前ワタシが書いたレポをきっかけにメールを頂き、
仲良くしてもらっている薩摩のKさんを介し、「蝦夷で共に食事などいかが?」と
願ってもない嬉しいお誘いがあったのである。

「T内T『のみ』が好き!!」というフタリだけあって、ワタシは以前から
このフタリの書き込みを見ては感嘆のため息をつくという憧れっぷりであった。
だからKさんからメールが来た日には失禁・脱糞・滝汗・大赤面であった。
そのフタリと仲良しPちゃんと蝦夷ゴハンである。
嬉しいではないか。

終わってフロアでうろうろしていると、
尚チームのまにあさん、姉、さえちゃんに逢った。
もちろん尚方向からやってきた(笑)。
姉はワタシ達と同じく明日の朝帰って仕事だという。
東京での再会を約束し、別れた。

1階に上がっていく途中でKさんに電話した。
Tシャツ売り場に居るというので、
行ってみるとおかしなテンションのフタリがいた。
そりゃそうだ。
今回20番代のチケットだったのだ。
Tオル氏誘致を長年やっているフタリに取って、
どちらか片方の地元ででも、
こんなに近くでフタリ一緒にTオル氏が見られるという事に
チケットが届いた時から緊張し、喜び、
ある時は凹むまでになったくらいの大事件なのである(大げさ)。

再会を喜び、
私達がゆるゆるなのでライブに間に合わないかと思った事などを告げられた(笑)。
Kさんとは12月以来、E殿とは10月以来の再会である。
「どおだった?」と聴くと、
Kさんはワタシの肩に手を付き、ガクっと項垂れながら
「もおー、カッコよかった。」
「今日でファンを辞めてもいいくらい堪能した。」などとゆっていた。
E殿は噛みしめる様に思い出す様にそして力強く「カッコよかった!」とゆっていた。
この反応の違い(笑)。
ワタシとPちゃんにもいえる事だが、両極端なのである。
だから惹かれあうという事もあるのだろう。

今日のスケジュールの事、蝦夷の寒さについて、
そしてもちろんTオル氏の事について話しながら
雪がぼそぼそと降る道を最寄り駅まで歩いて移動した。

やっぱり地元のヒトがいると強い。
何度見ても地下鉄が複雑で、路線図をパッと見ただけではよく分からない。
E殿がいなかったら、Pちゃんとゴハンを食べてホテルに
たどり着く頃にはぐったりで口も聞かなくなっていたかもしれない(笑)。
先日最終回を告げられたGoGoの話ではまぢで凹んだり、
Pちゃんがライブがあまりに良かったという事でハイテンションになり、
アブラーズのテーマの♪オレ達さいこ〜!♪の「オレ達」の部分を
自分の名前に変えて歌ったりとまるで酔っ払い。
すすきのに行くまでに笑い過ぎる程笑った。

そしてすすきのに着き
以前E殿がバイトしていたという居酒屋に行ったのだが、ラストオーダー寸前。
諦め、他の店を探そうという事になり何件か当たった後、
閉店が1時までという店に辿りついた。

Kさんが大阪ライブに行ったE殿に頼んで買って来てもらった
Tオル氏のバッタモン写真を渡されて
Pちゃんとフタリでまるで中学生女子の様に机の下でこそこそ見ては
「きゃーー!!(ばったり)」「はずかすぃ〜!!」などと言って笑ったり、
Tオル氏のオスな部分が好きだとか、柄シャツと赤い靴下談義などバカ話しから
今後のTオル氏はどこへ向かうのか、
JCはどうなるのかなどという真面目な話までTオル氏一色の話を繰り広げながら、
焼きガニにひゃ〜ひゃ〜ゆったり、
じゃがいもに舌鼓を打ったり、お刺身の美味さに感動したり宴も佳境に入ってきた。

丁度イベントでのTオル氏とのスタンスについて真面目に3人で話しているところに
トイレに行ったKさんが戻ってきた。
「お話があります!」
E殿、Pちゃん、ワタシは身を乗り出した。どんな楽しい事かと思って…
「この店に…います。」

へ???
一瞬の沈黙、そして上がる心拍数。
奥にいるというのだ、あの4人が。。。。
ワケが分からない。
ワタシ達4人が同時に思った事は
「追っかけて来たと思われたくない。」という事だった。
いつの間に。。。
入り口付近の死角の小上がりに通されたワタシ達は
喋りに夢中で気付かなかったのだが、
ワタシ達が入った10分後くらいに入ってきたらしい。(Kさんの友達目撃談)
すすきのに呑み屋は何千件とある。
なのになぜこの店???

Kさんはいきなり焼酎をオーダー、ぐびぐび呑み出すし、
E殿は顔面蒼白で「ありえない…ありえない…」と呟き、
Pちゃんは裏食欲で、「お、おなかが減った」と言い丼をガツガツかきこみ、
ワタシは「気持ち悪い…」とゆって「お゛お゛ぇ゛〜〜」とえづく。
それからワタシは残ったビールをちびちび呑んだだけで、
何も口に入れられなかった。
その間、Kさんが「い、今Sニーが、トイレに行った。。。」というので、
皆して「やっぱりいるのだ。」と実感し余計に無口になってしまった。

この大宇宙について話していたら、奥からご一行が!!!
ワタシは背を向けていたのでチラっとしか見なかったが、
尚がつまずいところは見た。
そしてニヤリとしているTオル氏。。。を一瞬だけ。。。

他のファンのヒトはその後出ていったりしてたが、
外で会いたくないので、閉店ぎりぎりまでいた。

4人で「まぢヤバイ、まぢでありえない。こわすぎる。。。」と
ある意味項垂れながら店を後にし、
しばし雪降るすすきのの呑み屋街の道路で話した。

そして4人とも焦点の定まらない目をしながら、東京での再会を誓って別れた。

帰りのタクシーの中、Pちゃんと2人で
「おかしいよねー、もうおかしすぎる。磁場が狂ってる。。。。」
と言い合いながらホテルに帰った。

ホテルに着いてからワタシはビールをすごい勢いで呑んだためか、
はたまた大宇宙で興奮したためか、
急性アル中の様な状態になり、寒気で震えがきて、歯ががちがちいい、
目が全く開かない、起きれないという失態。
化粧も落とさないまま、殆ど寝てしまった。
迷惑かけてすまなかった。Pちゃん。。。

朝方4時に酔いがぶり返さないようやっとぬるーーいジャグジーに入り
そのまま化粧して6時までうだうだ過ごした。
早朝の札幌の街の広い道路は昨日のホテルまでの
渋滞していた道路とは全く違う風景。
静かでとても印象的。
今でもその風景がはっきりと思い出せる。
言葉少なにPちゃんと
「来てよかったねー。ホント良かったねー。」と言いながら、
車窓からのその風景を見ていた。

ライブといい、その後の大宇宙といい、
蝦夷は何かあったらこれからもう絶対に
外せない地という思いに至ったのは言うまでもない。
しかもうにいくら丼は売り切れで食べれていないという心残りがある。
そして今回のライブは本当に珠玉。
永遠に心に残るライブになった事、
そしてこれからもずっと、
Tオル氏のギターを弾く姿を見ていきたいねと語りながらも
飛行機の中すぐに爆睡したオンナフタリだった。

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