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2004年3月10日
日記のタイトル前に付く顔のマークに泣き顔や落胆の顔が
ないのはなぜだろう。
今日の日記にぴったりくるのは_| ̄|○とか(T−T)とかである。

悶絶の日々は今日で終わり。
明日はAブラツアーの5本目。地方最後でワタシに取ってはやっと2本目。
しかも明日初めてアンコールが見れるのだ。
921以来のAブラーズのテーマが聴けるのだ。

このワタシが昨日のうちに(厳密に言えば今日未明ってカンジか)
着るものを決め、パッキングし…と、準備万端。
時間がかかったのは、今回、久々に戦闘靴(底の厚さ10cm)を
引っ張り出したからだ。
カッコ重視にして福岡では殆どステージが見えなかったのを後悔した。
カッコより見える事が重要だ。(当たり前)
靴に合わせスパッツなどをチョイスしてみたのだが
微妙に時代遅れなバンギャルである。
結局トロイのベスト、Tシャツ、カーゴパンツにした。妥協…。
「いいのだ、メンバーは見ないから。」と自分に言い聞かせ、納得した。

北海道という地も自ら行くというのは初めて…
中学2年生の少年少女の旅以来である。
食べ物など楽しみである。かに…、ラーメン、いくら丼…。
楽しみはどんどん膨らむのであった。

そして今日のお楽しみ。
今日はTオル氏のラヂヲ番組「GoGoBoys」がある日である。
新潟でTオル氏の番組?
その事を知った時、新潟に生まれた事を新潟に住んでいる事を
ホントに感謝した時であった。
去年10月に始まって以来毎週Tオル氏の声が聴ける幸せなひと時である。

予約録音しているし明日は旅だから寝ようかと思ったのだが
ネイルを塗って後もう少しで乾くというところで0時になりコンポが作動した。

ああ、始まっちゃった〜♪と、明日の事もありいつもの3倍増しワクワクしながら
聴き始めたのだが、なんだかTオル氏のテンションが高い。
なげやりな様な話し方。
そしていきなりのメール。
Tオル氏を知らないリスナーからの
「この番組を聴いていい女になろうと思った」というメール。

「ありがとう。でも残念です。」心臓がバクッと大きく一鼓動。
続いて「この番組終わります。」の言葉。
汗が噴き出し、顔がカァーーっと熱くなる。心拍数増加。
そして落胆と妙な納得。

Tオル氏の番組はそうだ。いつもそうだ。短い。
著書「だ●だん気持ちよくなってきた」でやっていた番組に
「すぐ終わった。」「これもすぐ終わった。」の注釈。

「音楽番組」というにはあまりにもアバンギャルド、シュール。
Tオル氏を知らず、あの番組を聴いた人は上記メールの様にハマってしまう人と
「何?」と思ってラヂヲを消す人と両極であろう。
…聴視率もはっきり言って問題なのではと思ったりもした。
そして3月番組編成期。

もともと「音楽ラヂヲ番組の概念を無視した」というコンセプトで
やっているし、
プロデューサーの方が友達で依頼を受けた時に「好きにやらせてくれるなら」と
いう話で始まった事。
コレも運命。とTオル氏はさらりと受け止めている事であろう。

そうだ。うっすら予感はあった。
手の抜けないTオル氏は、この番組のドラマや他コントの原稿、
リーディングの原稿も相当力入れていたと思われる。
でもすごく忙しい。「激務、激務。」と言っていたし。
メール(番組)のテーマも終わっているのに中々更新されなかった。

でもワタシはしくしく泣いた。
失恋した気分だ。
「好きだよ。」と言って近づいてきてめろめろにした後、「じゃ!」と
手を挙げて去って行かれた気分だ。

この番組があるから何となく新潟とそして図々しくも自分が
Tオル氏とつながれる様な気がしていたのだ。
この番組があって、ハコを探して紹介し、企画をすればここ新潟にイベントに
来てくれる可能性も高くなるだろうと思ってハコも探し、イベントの企画も
うっすら立てていた。
もちろん諦めないが、その太い線がプチッと切られてしまった気分だ。心細い。
ぽっかり穴が開いたみたいだ。(←イタイイタイ)
それくらい落ち込んだ旅前深夜の出来事。

なにもこんな時に…_| ̄|○
中3日のライブにも行けず悶々とした日々を過ごし、明日の事を想像して
最高にテンションの高い時に…。
大迷惑。そこらじゅうにメールをした。そして哀しみの丈をぶつけた。
ひ、ひどいよーーー!!!
結局朝方まで悶々とし、いつもの旅前と同じ様にイヤそれ以上に
おそーーーくまで起きていた失恋キブンのワタシであった。

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