Lットルのサックスの音色はツヤっぽくて、ちょっと意地悪なオトコってカンジだ。
Lットルのサックスの音はすぐ分かる気がする。
ワタシは末っ子なNおが好きだなと思う。
AぶらにいるNおは安心してはっちゃけている様に見える。
見ていてホントに楽しそうだ。
「Red Onion」のサックスには唸った。

今回多くの人が「Yうちゃんがあまりにカッコよくて気付いたら
Yうちゃんしか見てなかった。」と言っていた。
確かにYうちゃんは渋くてカッコいい、Yうちゃんの渋いベースの音は痺れるのだ。
そして皆をほわーっと包み込む様なあの雰囲気。
OOPSのベースにノックアウト。

Kロベエはホントに職人と思う。ホントにドラムが好きなんだなあと感じさせる。
Kロベエのドラムは楽しい。ワクワクする。
そしてオトボケで皆にいぢられるマスコット的存在。
「FINAL LAP」の変調するドラムには踊らされまくった。

そしてTオル氏のギター、シタールは…もうなんて語彙が少ないのかと思うけど
カッコいい!!。この一言に尽きる。
スチャスチャも、ぐぁ〜んも、ギューーーンも(チープな表現だ。)、
ヂャラ〜ンもワタシはこの音が好きなのだなあと思う。
この音に参ってしまったのだなあと思う。
Tオル氏のギターの音は絶対に聴きわけられる気がするのだ。
皆をまとめ、結局はリーダーだ。
「I don’t know」と歌うときに小首を少し傾げるセクシーなAンバサダーにヤラれ、
「め組のひと」のギターにやっぱり即死なのだった。

この日のためにそれぞれにぴったり誂えたスーツ、
ばらばらなんだけど統一感がある。そんなカンジ。
そう、ばらばらなんだけど4人になるといいーカンジ。

そんなカンジなのだ。

ホントにこの人達の音に育てられてきたのだなあと思う。
いつも斬新で飽きさせなくて、貪欲で、エンターティナーなのだ。

ワタシのMAXは「ジェイルハウスラブ」と去年もヤラれた「太陽を追いかけろ」だった。

ジェイルハウスラブは懐かしんでいるのではない。
チェ時代の曲だからではない。
時を経て今Tオル氏が歌うそのジェルハウスラブにやられたのだ。
叫ぶAンバサダーの声に鳥肌が立つ。
今回の色々な問題、DVDの事やチケットの事、いい事悪い事含め
あの叫びの中に様々な思いが込められている様な…
陳腐な言葉だが「魂の叫び」に聴こえたのだ。
キレているTオル氏を久々に見た気がする。
鬼気迫る様な気がした。

太陽を追いかけろは去年の921、一番忘れられないのは
Aンバサダーのあの笑顔。あのなんとも言えない満足そうな、達成感でいっぱいの顔。
その顔をやっぱり今回もした。
あんな幸せそうな顔をずーーーーっとしていて欲しいとワタシは思う。
視力が2.0以上あって良かったと思うのはこういう時だ。
人と人の間からAンバサダーのその顔をはっきりと見れた。

そしてAンバサダーは言っていた。
「色々大変な中で生まれたこの曲。この曲に纏わる話しがいっぱいありますが
今回は話すのをやめておきます。2年後くらいに話します。」と。
その時Aンバサダーがちょっとグっときている様に見えたのだ。
たまらなくなった。
そんな色々な思いをしてきた大好きなバンドのライブを見れる事を
本当に幸せに思った。

最終便に間に合わないのでアンコールは泣く泣く諦めたが
それでも福岡まで行った甲斐があった。
Aブラをいっぱい注されて帰ってきた。
Pちゃんとライブ中は顔を見合わせたり、キャーと言ったりはしていたが
踊りまくりで互いに放置プレイなので、飛行機の中話すと同じところで刺激され、
泣きのポイントも、マックスなツボも一緒でギャーギャー言った。

初日でこれだ。後このツアーで何回、泣かされれば済むのだろう。
ホントに色々な感情が噴き出した。
さて次まで後10日。
昨日ステージを見て、全部行きたい!なんて思ってしまった。
今は長く感じるがきっと蝦夷まですぐに経ってしまうんだろう。
油に負けない様に頑張ると心に決めた福岡初日ライブであった。

つづく

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