番号が呼ばれ中に入る。先に入っている皆と合流しなければいけない。
もう諦めて後にいる人もいる。
皆を探すと前から5列目あたりに固まっていた。
人を掻き分けて前に行く。思ったよりも簡単に前に行けて
無事合流できた。
そして丁度前にはちかりんとその友達がいたので驚いた。

が、もっと驚いたのはめぐちゃんが
「タイよ!タイ!」と言った事だ。
一瞬分からなかったが、ハッとする。
そうか海外ツアー。。。
毎回の事とすれば来年ある予定だったのだが、年末の会報に
(大抵年末の会報に入ってきて、年初めにツアーがある。)
案内が入っていなかったので来年はないと高をくくっていた。
「もちろん参加でしょ。」
「うん!!」と即答したいのは山々。前回のオージーツアーも
行けなかったので行きたい!!
享氏のバリツアーに申し込もうと思っていたので
そちらを諦めたのに母親の都合でバリも行けないという事態に陥った。
結局どちらも行けなかったのでもし行ければ
4年ぶりの海外ツアーである。

しかし私は以前のように好きに休みが取れない状況にある。。
弟さえ帰ってくれば私はまた自由の身になるのだ。
弟が家に帰ってくる予定は来年。
しかし、時季はまだはっきりしていない。
悲しいが保留にしてもらった。
後日、早くても帰ってくるのは8月以降になるとの事で
行けない事が決定した。。。。

ライブが始まるまでは長かった。
その間タイツアーの妄想に華を咲かせたりしていたが
我ままな私達はもうぐだぐだ。。。
毒を吐いたりし始めた。
そしてやっと客電が落ち、ライブが始まった。

白衣だ。皆白衣を着ている。ライブのタイトルにひっかけた
ベタな演出だったが、こんな医者にだったら診られたい。。
などと妄想を膨らませた。
そして久々に見る尚はかなり可愛くてテンションが上がった。
だってHPで見た尚はあまりにブサイクでびっくりしてしまったので
その様を見てやろうくらいの思いでこのライブに望んだのだから。

アレ?あのカッコいい髪を後で一つ結びにしたサムライは誰??
。。。コメちゃん!!一瞬誰?と思う程カッコよかったのだ。
皆口々に「カッコいいー。」と言う。
私の位置からは尚は首を伸ばしたり、背伸びをしたりしないと
見えない位置だったのだがコメちゃんはよーく見える。
もし尚が見えなかったらコメちゃんで楽しもう。
コメ好きの姉もテンションUP↑!

「You Love rock’n’Roll」で幕を開けた。
この歌は兄が歌うより尚が歌う方が好きだ。
尚の少し巻き舌で蓮っ葉な歌い方の方がこの歌詞や曲には合うと思う。
そして「Long Road」。この曲はもちろん好きだが、
あまりに歌われすぎて飽きた感がある。
絶対この曲はランクには入ると思っていたが。。
この時はコメちゃんがホントにカッコよくて尚を忘れるくらい
見てしまった。ベースの音が振動で伝わってきて体の芯に響く。
そのベースに涙しそうになってしまった。

そして、kenji jammerとのセッション。
今度はkenjiさんとアルバムを出すらしい。
3月に発売予定のそのアルバムの中からカバー曲を2曲演った。
ハワイアンで尚が言ったようにゆる〜いカンジなのだ。
これでのライブはツライと想像してしまった。
酒の飲めるクラブできちんと席についてゆったり聞くならいいが
立ってライブハウスで聞くのはかなりの苦痛だ。
皆ネムネムになってしまった。
しかもだんだんkenjiさんが空耳の安斎さんに見えてきてしまうし、
(失礼)まにあさんは
「kenjiが邪魔(jammer)」とか言い始めるし。
どこで楽しんでいるのか分からない私達である。

それからの曲はあまり憶えていないというのが本音である。
あまりにもベタな曲ばかりだったからだ。

因みに私の選曲は。。。
「蜂蜜の蜘蛛の巣」
「smoke」
「Heaven」
「嗚呼、我人生〜Who I am」
「On the Way」        

「Blues of if」も入れたかったのだが、
尚の唸りを聞きたい私はこの5曲にした。
On the Wayはカップリングだが明るくて大好きなのだ。
私はこれをチェのライブで聴く事が夢だった。
それが叶わなかったので聞きたかった。
そして「Blues of if」で終わったチェのライブの後味は
それはそれは爽やかで楽しくて、ライブが終わった後は
「終わったなあー。。」としんみりしてしまう事が多いなか
あのライブの後味は一生忘れられないものなのだ。
チェの曲の中で1番好き。と言っても過言ではない。

そして。。。しょっぼい事が起こった。
1曲だけ演られてしまったのだ。私の選曲の中から。
「蜂蜜」である。
1曲だけなら全部演られない方が良かった。
ホントに中途半端である。
皆にもけちょんけちょんに言われた。
ヘタレ感丸出しだと。

そしてアップテンポなコーナーが終わり、尚達は一旦去って行った。

そしてアンコール。
アンコールも。。。絶句するほどのアイドル路線。
最後が「KISSの嵐」だったのにはゲンナリ。。
私達は周りのファンが盛り上がる中
渋い顔をして微動だにせずその場に立っていた。
「オトコ」な尚。唸る「エロい」尚が好きなのだ。
そんな尚が見たいと思いながら結局その願いが叶わないまま
不完全燃焼のライブだった。
まあしかし、久しぶりに見た尚は可愛かったし、
生で見れたのだからいいとしよう。

そして恒例の写真を撮ったり、
いままでのイベントで撮った写真などを交換したり渡したり。。
ライブがイマイチだった今、
これからの楽しみのために意気込む私達であった。

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