ヌードぶとん

ヌードぶとん。
この言葉を知ったのはつい最近の事である。
またまた登場なのだがT氏のHP、T氏のコンテンツに
「今日の気分」という括りがある。
ほとんど毎日更新されるので必ず見に行くのだが、
10月の中旬だったかに「ヌードぶとん」と書いてあった。

まず私が思ったのは原節子という人が描いた
「ヌホホの時間」という漫画に出ていた体が布団でできていて、
疲れている男の人を眠りに導き癒しては
次の地に流れていくというその布団オンナの事を思いだした。
そういう方面の物なのであろうか。

書き込みにも「なんですか？もしかしてエッチな布団ですか？」と書いている人もいた。
T氏は得意気に
「なんだ皆知らないのか？あんなに××で、○○なのに。。」と
書いているだけで教えてはくれなかった。

そこで私はTかりんにメールをした。
Tかりんは布団屋さんなのだ。自ら調べた人は
「妄想しすぎでした。」とか「なんだ。」的な事を書き込みしていた。
その通りTかりんから来たメールには
「期待してたでしょ？でもホントになんだってカンジだよ。
　＜無地の布団＞の事を＜ヌード布団＞って言うんだって。」
。。。。ホントになんだ。で、ある。妄想豊かすぎるのも困り物だ。

しかし私はこの春に長年使っていた羽布団を捨てた。
布団自体は悪くなっていないのだが、
布団の首に当たる辺りが真っ黄色なのである。
ふとんカバーもしているのにだ。
まるで思春期の男の子のようだ。原因はそんな青春のアブラではなく、
つけすぎの乳液やクリームの油分だ。
それが長年の積み重ねで黄ばみになったのだ。
もちろん洗ってももう取れない。

なのでこの秋に買おうと思っていたのだ。
それが親も買い換えるという事で10月半ばまで待ったのである。
親は暑がりなので今まで肌掛けだけで過ごしていたのだ。
その間私は重い羊毛の布団をかけていた。
そのおかげで腰は痛い。肩は凝るなどの症状が出ていた。

そこでここでも「通販生活」である。
「眠りは大事」という事で奮発し、ミンシャン羽根布団を購入した。
これは夏には1枚で使用し、寒い冬にはチャックで繋げ2枚使用にできるという優れものだ。
しかも薄いベージュのヌードぶとんだ。
カネボウにも発売されるふとんがあったのだが
激しく花柄が施されていたので1万安かったが却下した。
とにかくヌードでなければいけない。
それが今日やっと届いたのだ。
でかいダンボールに入りやってきた。持ってみる軽い。
なのにこの厚みどうだ？早くこのふとんで寝てみたい。
そんな欲求に早く夜が来ないかと思うばかりの私であった。