Kンタ君とKーヘイ君、そしてもう1人の男の子が
chic内を縦横無尽に走り回っている。
Kンタ君はステージに行きマンゴの形をしたマラカスを
そっと手に持ちゆっくりと振っている。
それをKーヘイ君ともう1人の子が見ている。
かと思えばフロアで体を揺らしたり、また走り回ったりと。。

そのうちさえちゃんの携帯にみえちゃんからの連絡が入り、
さえちゃんは外に向った。
そしてすみのさんはFoodをとりに行っていて私は丸テーブルに
1人座ってシャンパンを飲んでいた。
そこに何とKンタ君がやって来て、
すみのさんが座っていたイスにつまり私の隣の席に座ったのだ。
多分人生で初の感情を持った瞬間だった。
大好きな人の子供が私の隣にいる。
なんとも言えない緊張とどうしていいか分からない不安で
確実に挙動不審になっていた事だろう。
実際はKンタ君を見ているのだが周りのファンの目が
全部私に向けられているように感じる。
Kンタ君はそのイスからぴょんと飛び降り、その隣のイスをぐるぐる回し始め、
しばらくするとそのイスに腰掛け、
テーブルを押しながら座ったままぐるぐると回って楽しんでいた。
一瞬目が合い、にっこりと微笑んでみたのだが、
「に"っ"ごり"」という気持ちの悪い顔になっていたと思う。
Kンタ君は意に介せず、またぴょんとイスを飛び降り
、そしてまた走って去っていった。
ほんの1分くらいのイヤもっと短い時間だったのだろうが
私にはそれが何と長く感じられた事であろう。とにかく、
「すみのさん、さえちゃん、早く帰って来て〜!!」と思っていたのである。
Kンタ君が去りすっかり時間が経ってからすみのさんとさえちゃん、そしてみえちゃんがやってきた。
私はさっきあった事を身振り手振り加えながらツバを飛ばさんばかりに話した。
一頻り話して落ち着いてからみえちゃんに改めて挨拶した。
みえちゃんの格好は思ったとおり可愛くて、
特に紺のスカートとブーツは私の心をぎゅっと捉えた。
ブーツや服の事をかなりの間話し、とても楽しく勉強になった。
気付くとTakur●くんのDJだ。
今回のTakur●くんはこの間と全然違う格好だ。
この間はオシャレなバンドマン風でチェックの帽子を被り、
シャツに黒のパンツだったのだが、
今日は革ジャンに髪を立てて黒のTシャツに細いパンツだった。
さえちゃんはこの間の格好よりこっちが好きだと言っていた。
Takur●君はオシャレさんなんだと思った。
きっと次回もまた全然違う格好をしてくると私は推測した。
今回は前回と違い選曲が真面目というか好きなSKAをずっとかけていた。
前回みたくお嫁サンバやアニメソングもかけて、そしてまた歌って欲しいよね。
と期待していた私達は言い合った。
Takur●くんも何かこの間とは雰囲気が違っていた。
そしてTakur●君のDJが終わるとステージのセッティングが始まり
トークセッションと第1回目のRAG JAMセッションが始まった。

。。つづく。。

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