10/12　パックの効果

　今日の美容情報
「皮膜のパックは乾きにくいですけどいいですよ〜。」

最近皮膜のパックという製品をすっかり忘れていた。チューブから出して肌に伸ばし、乾くまで待ってはがすアレだ。
私が担当のカネボウから独立したリサージというブランドのモイスチャーラインとエイジングラインが明日リニューアル発売する。その商品が今日届いた。そのモイスチャーラインに皮膜のパックがあった。
最近肌診断の器械が新しくなり肌の拡大画面が前器より大きく、そして拡大倍率が高くなったのだが、毛穴の周りが赤く炎症を起こしている人が多い。そしてそういう人はきちんと化粧品を使っているにも関わらず、キメが薄く、線が細い人が多い。
そんな時は必ず、「顔剃りしてますか？」と
聞くのだが十中八九「しています。」と言う。
そして頻度を聞くと「週2．3回」ひどい人になると「毎日」と言う人もいる。
炎症が起きると皮膚温が上がり、つける化粧品が蒸発しやすいし、活性酸素が大発生する。わかりやすく言えば、日焼けをした後の様な肌になるワケだ。そして炎症が収まってからは削れて薄くなった皮膚を再生しようとターンオーバー（皮膚の生まれ変わるサイクル）が早くなり角質が厚くなりやすい。肌が硬くなり弾力を失い、シワが出来やすくなる。
もちろん顔剃りをするのには利点もある。ファンデーションがキレイに付く。でもそれだけで上記のようなダメージを肌に与えるのはイタイ。顔剃りは軽くし、月2．3回でいいと思う。因みに私は一回も顔剃りをしたことがない。（眉あたりの皮膚と、口周りのひげは除く。）
その中にはもう何年も来ているお客さんもいてそんな初歩的な事になぜ気付かなかったのかと
早く聞いてあげれば、キメができない原因が教えてあげられたのにと悔しく思った。
そんな人に最近パックを薦めているのだ。
顔のうぶ毛なら取れてしまうからだ。
しかもそれだけではない。
パックは毛穴の汚れを取る。（これは周知の事実だが。）そしてモイスチャータイプやエイジングタイプのパックにはもちろん栄養も入っているのでした後はしっとり、そしてハリが戻ってくる。他の会社は上からというところもあるかもしれないがカネボウのパックは顎からはがす。つまり下から上に向ってはぐのだ。それでリフトアップ効果やうぶ毛抜け効果もある。
そしてより効果的で簡単なパックの使い方がある。（うぶ毛を処理したい人はしない方がよく抜けるが。。）
普通はパックをした後にいつものお手入れをするのだが、化粧水、美容液などをつけ、乳液やクリームを使っている人は多めにつけてからパックを貼り、乾いたら剥がしてその日のお手入れは終了。パックは密閉効果があるので下につけたモノをすべて肌の中に浸透させる効果がある。した後はつやつやしっとりぷりんとした肌になる。
もし剥がしたあとにつっぱったらまだ栄養が肌に足りないので乳液やクリームを少しつけると良い。
やってみてください。